ROASとACoS
- ROAS=広告経由の売上÷広告費×100%。100,000ウォンを使って400,000ウォン売れたら、400%です。
- ACoS=広告費÷広告経由の売上×100%。同じ例なら25%で、ROASの逆数です。
韓国のマーケットプレイス広告(NAVERショッピング検索広告、Coupang広告)は主にROASを使い、AmazonはACoSを使います。同じことを逆から表しているだけなので、どちらかがわかればもう一方もわかります。
損益分岐ROAS=100÷広告前の利益率
広告前の利益率が25%なら、損益分岐ROASは100÷25%=400%。400%を下回ると、広告経由の販売はすべて赤字です。
なぜでしょうか。ROAS 400%は広告費が売上の25%という意味です。商品で売上の25%の利益も出るなら、広告費と利益が相殺されて手元には何も残りません。
| 広告前の利益率 | 損益分岐ROAS | 最大ACoS |
|---|---|---|
| 50% | 200% | 50% |
| 40% | 250% | 40% |
| 30% | 333% | 30% |
| 25% | 400% | 25% |
| 20% | 500% | 20% |
| 15% | 667% | 15% |
| 10% | 1,000% | 10% |
利益率が低いほど、必要なROASは急に高くなります。利益率10%の商品は、損益分岐に達するだけでROAS 1,000%が必要です。
計算例
価格29,900ウォン(送料無料)、原価12,000ウォン、マーケットプレイス手数料5.5%、付加価値税など1.5%、宅配料3,300ウォン、梱包費500ウォンの場合:
- 広告前の1個あたり利益=29,900×(1−5.5%−1.5%)−12,000−3,300−500=12,007ウォン
- 広告前の利益率=12,007÷29,900=40.2%
- 損益分岐ROAS=100÷40.2%≒249%
広告後も売上の10%を残すには、1個あたり12,007−2,990=9,017ウォンを広告に使えるので、目標ROASは29,900÷9,017≒332%です。
最大クリック単価(CPC)
1件の販売で許容できる広告費(最大CPA)にコンバージョン率を掛けると、1クリックあたりの最大入札額が求められます。
この例では、目標の最大CPAを9,017ウォン、コンバージョン率を2%とすると、最大CPCは約180ウォンです。損益分岐では12,007×2%≒240ウォンになります。
コンバージョン率は、広告レポートの注文数÷クリック数です。データが少ないときは、低めに見積もりましょう。
ROASを見るときの注意点
- レポート上の売上=確定した利益ではない:広告経由の売上には、返品、キャンセル、他のキャンペーンとの重複が含まれることがあります。
- クーポンと割引:割引は支払額を下げて利益率を削り、損益分岐ROASを押し上げます。プロモーションの前に再計算しましょう。
- 新商品のローンチ:レビューを集めるために、損益分岐を下回る広告を出すセラーもいます。その場合でも、許容する損失の上限を決めておきましょう。
よくある質問
損益分岐ROASの計算式は?
100%÷広告前の利益率。利益率25%なら400%、40%なら250%です。
ROAS 500%なら必ず良いのですか?
広告前の利益率が20%以上なら黒字ですが、20%未満なら赤字です。数字だけを見るのではなく、商品の損益分岐と比べましょう。
広告前の利益率はどう求めますか?
価格から手数料、原価、宅配料、梱包費、付加価値税を引き、支払額で割ります。利益率計算機で広告費を0%にしたときの利益率が、広告前の利益率です。
ROASとACoSのどちらを見るべきですか?
どちらも同じ情報を表しているので、わかりやすい方で構いません。最大ACoS=広告前の利益率、損益分岐ROAS=100÷広告前の利益率です。
基準日:2026-10-08 · ROASとACoSは業界標準の定義に従っており、例はこのサイトの利益率計算機・ROAS計算機と同じ計算式を使っています。